バンコク Thong Ta Resortバンコク着が深夜だ、バンコク発が早朝便だ、なんて人、多いよねー。
特に米系!UA、デルタ利用の人は深夜着、早朝便なんていう、ひどいめにあわされるだけに、「だったら無理に直行便じゃなくていいよ。経由便でー」と、激安経由便バンコクを狙う人には大人気のベトナム航空や、最近、料理の質が落ちてきた気がするけど、飛行機の中で楽しめるエンターテインメントの充実ぶりや、居心地の良さで人気のチャイナエアラインに流れがち。
しかし、マイレージをためている関係で「どうしてもデルタで飛びたいんだ!」とか「スタアラだったらなんでもいいんだ!マイレージくれぇえええ」という人も多いでしょう。
経由便も深夜着だと数千円は安かったりするので、つい深夜便にしちゃって
「うわあ、ホテルで寝るだけなんてホテル代もったいない!これだったら深夜発早朝着のANAやタイ航空、JALにすべきだった!」と悔しがることも多いでしょう。
とはいえそのへんのキャリアにすると10000円以上ちがいますよね。
ええ、わかりますとも!よっしぃ、いつも貧乏ですから!貧乏でもタイに行きたいのですから。
でも、そのホテル代が、ANAやタイ航空、JALに変えるよりはるかに安かったとしたら、そして、深夜や早朝でも困る事の内無料送迎がついているとしたら?
そりゃー、もー、あなた!格安航空券で飛んで、激安快適ホテルに泊まって、翌日は朝からガンガン動いちゃいますよね。
迷える、旅行者の救世主が、Thong Ta Resortです。
もちろん、エアポート周辺にはThong Ta Resort以外にもたくさんのエアポートホテルがあり、値段も似たようなものからもっと安いところ、そこそこ高級な所までありますが
「信じられない値段、送迎、朝食付き・そしてそこそこ快適」という点では他には考えられないコストパフォーマンスだと思われます。
ありとあらゆる予約サイトを見て決めただけに、あー、沢山調べて良かったな、なんて感動している自分がいました。
ありがとう、Thong Ta Resort!
そうはいっても疑い深いよっしぃ、予約サイトで「送迎無料付」を選択した後、ホテルのホームページからメールを調べ、何時くらいに到着するので何時ごろ来てください、と送迎車の確認はしておきました。
激しい絵文字付のメールのやりとりをしたにもかかわらず
送迎バスが来たのは40分後だったので、そんなに期待せず、待ちましょう。
メールでどのへんで待っていてという指示があったので、不安な人は、事前にメールで確認を。 到着ゲートから出てきたら何気に送迎の車や、シャトルバス関係の人たちがいる場所があって、そこにシャトルを調整しているスタッフがいるので、「Thong Ta Resortのバスは?」と聞いてみましょう。いろいろなトランジットホテルのリストに名前が控えてあるので、意外ときちんと管理しているようです。
そのへんはこちらのブログでチェック・・・
何の変哲のない四角い建物ですが、ホテルの入り口には・・・
なんだかほんわか手作り系の、でっぷり太ったお人形さんがお出迎え・・・。
いろんなところにある手作りの看板もなかなかファンシーです。
ほかにも・・・共用スペースに、土で作った色々なオブジェ・・・タイ風のかびんなどなど・・・木を活かした茶系のインテリアに、土の手作り作品という、洗練されてはいないけど、「ほっ」とする雰囲気が広がっていまーす。
チェックインは、とにかくトランジットホテルなのであわただしそうではあるのですが、きびきびと行ってくれるし、失礼さもありません。
変な話
プロムポンの●ンぺリア●くいー●●●●●なんて、そこそこ有名でけっこうな値段とる大型ホテルのくせに、スタッフはだらだらしているし、やっていること忘れちゃうし、何か聞いても横柄で全くダメだと思った。もう絶対泊まらない。
あ、話がそれたよ。そんなバカ巨大ホテルとくらべると、あの値段であの対応だと思うと、Thong Ta Resortの方がはるかに良いなあ。
で、何よりも素晴らしいのがこの値段で、お部屋が広い!
スタンダードで36平米程度はあるらしい。しかも家具がしっかりしています。そしてベッドの上にはこのホテル自慢のタオルアート!
トリップアドバイザーを見ると、新婚用にキスする白鳥、謎の犬のような生き物ほか、かなり気合が入っている。
巨大イカ、なんて代物もあるので、侮れない。
そのてん、わが部屋はかわゆい象さん。
ちょっとやそっとじゃ倒れない、ものすんごい安定性にビビりながら、話しかけてみた。
「ねむいよ・・・」
「さいでげすか・・・。」
「ねえ、眠いってば・・・」
「さ、さいでげすか・・・。」
鼻のしわまで再現したまさに象のリアル、いや、タイのリアル・・・。彼は無表情で無言だった。
かわいそうだが、眠いので、そんな2匹のうちの1匹を、ぐっちゃぐちゃの血まつりにして、バスルームに持っていく。
だってしょうがないじゃん。彼はバスタオルなのだから。
飛行機移動の疲れを取り払うべく、シャワーの蛇口をひねると・・・
ぎゃあああー!つっ、冷たい!死んでしまう―!
あ、そうか。ここはタイランド。お湯が出るのにしばらくかかる場合もある。待とう・・・がくぶる・・・がくぶる・・・
待てど暮らせど水は冷たいまま。
あー・・・これエンジニアを呼んだとして→エンジニアが来るまで待つ→直す→直ってかシャワー→寝る
または エンジニアが来るまで待つ→直らない→部屋を移される→それからシャワー→寝る
ってかどっちにしても、シャワー浴びるのによがあけてしまいそうな勢い。
こうなったら今日は水シャワーやで。
部屋のエアコンをけし、灼熱のタイの気温に室内を上げて、水の中へ。
ぎゃああああー、ちべたい・・・。
冷水でシャワータイムを終え出てくると、暑いので丁度いい感じ。たぶん普通はシャワーは使えるのでご安心を。
見渡せばお部屋の家具も、やすっぽくはあるけれど、アジアンテイストを意識していてなかなか素敵だ。
ドレッサーまわりは、ありがちな無機質なごみ箱やティッシュケースではなくアジアン雑貨屋でけっこうな値段でうっているものを配置。いかにも手作り風ではありますが、きちんとすわってちょっと飲んだり、ご飯食べたりできそうなテーブルも。
ベそれにべッド周りの照明も、焼き物でできていて、かわゆい。
もちろんルームサービスもあり、市内の安食堂レベルの値段。冷蔵庫のビールも、コンビニの値段に10バーツくらいをプラスした程度で、飛行機を乗り継ぎへとへとでたどり着いて「ああ、また買い出しに行かなきゃ」と義務感に駆られなくても「まあ、この値段ならいいかあ」と、すぐに寛ぎ体制に入れるのは素晴らしい。 で、ホテルにあるコーヒー、紅茶のサービスですが・・・ここ、コーヒーカップだけではなく、日本茶用のお湯呑まで備えてあるんです!
よっしぃは日本からウーロン茶やプーアル茶、日本茶を持ってくることがあるので、これはうれしい心遣いでした。。 さて、たったの1800円なのに、朝食が付いていたこの時のプラン(プランによって送迎付、朝食付と違うので、選ぶときに気を付けてね!)。 1800円ってことで、この時点で飛行場に迎えに来てもらった→安定感のある無表情だが安定感のある2匹の象のタオルアートに迎えられ、36平米のアジアンテイストなお部屋で寛いだ→安定感のあるタオルアートの象一匹をちゃぐちゃに解体し温水器が壊れていて水シャワーを浴びる→広々としたしベッドに倒れ込み3時間爆睡。 ここまでしていただいての朝食は コンビニのパン1個でも十分のはず。 そんなことを思いながらぼーっとした頭のまま案内されたレストランは素敵すぎました。 建物の外にあるそのレストランは木のインテリアがかわいいカフェ風。奥内席と庭に面したテラス席があり・・・
屋外席と奥内席があるんだけど 絵にかいたような「タイおばちゃーん」っていう人が三角きんかぶって、エプロンして
「朝ごはんかい?(外国人が多いはずだが、なぜかタイ語)どこでも好きなところに座んなさい。シャトルバスは何時に乗るの?」って言いながら案内してくれた。
顔のつくりが地味なのによっしぃは本当タイ人に間違われることが多い・・・。
英語できびきびというスタッフじゃないけど、ちゃんとシャトルバスの心配までしてくれる素敵なおばちゃんに癒されます。 よっしぃは緑あふれる屋外席の、ものすごく年輪を重ねた木をくりぬいた、かなり芸術的なテーブルに座りました。
芸術的ってのはこんなレベルです。なんすかこれ?流木アートっすか?
お庭の眺めは・・・
そう、決して洗練されているわけではないけど・・・いかにも手作り感のありかわいらしいお庭。
朝食は目玉焼き、サラダ、ウインナ、トーストにジャムとバター、コーヒー、ジュース。 トランジット客だから、きっとみんな寝不足だし、疲れていると思うの。そういった人たちの心にしみる、あったかーい、朝食。 昨日はあわただしくて、タイに来た実感もなかったけど、タイにありがちなにがくて濃いインスタントコーヒーに耐えられず、砂糖とミルクをどばどば入れてほっと一息つくと・・・ はー・・・タイにいるなあ~、と実感! このあと、のーんびり部屋で寛いだ後、チェックアウトして、バスに乗り、スワンナプーム空港へ、そして、エアポートリンクで市内に出ましたが・・・ どうせ深夜着、市内に泊まるのなら、断然お得で、寛げる。 いやー、あたしゃこれからは深夜便なら絶対これだわ。 ここのホテルに決めた! なんていいつつ、ちょっとほかのエアポートホテルにも興味が出てきちゃったかも! てへ。 |